ビービットでは、書籍「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」に共感してくださるデジタルトランスフォーメーション、及びUX変革を担う方々に向けて、2種類のイベントを定期的に行なっていくことになりました。
いずれも、著者であるビービットの藤井保文が担当し、大手町にあるビービットの”UX Square”にて実施いたします。
「アフターデジタル(After digital)」という社会環境は、「オフラインが存在しなくなる社会」を指しています。例えば米国の一部地域、中国都市部、エストニアに代表される一部の北欧では、既にオンラインとオフラインの主従逆転が起きていて、アフターデジタルが現実のものになりつつあります。
モバイルペイメントやIoTの例からもわかるように、行動データを高頻度に取得できるモバイルデバイスやセンサーが普及すると、データ化できないオフライン行動はなくなり、「オフラインがデジタル世界に包含される」ようになります。そうした世界を私たちは「アフターデジタル」と呼んでいます。
入門編では、著者である藤井が現在住んでいる中国のデジタル先進環境を例に取りながら、単なる事例ではなく、「何故こんなにも進歩しているのか」「何故そのようなサービスに人が集まり、ビジネスとして成立しうるのか」「どのようなビジネスの転換が起きているのか」といった話を体系的にまとめて、これからの時代にあるべきビジネスの在り方や思考法をレクチャースタイルでご説明していきます。
内容は書籍と重複する部分が多く、約1時間30分、毎回同じ内容になりますが、中国在住のリアルな経験を元にお話ししていきます。
書籍「アフターデジタル」を読了していることを前提に、更にその先の話をしていきます。
話される内容は回ごとに異なり、書籍では語り切れなかったこと、新たに仕入れた事例や情報、更に開発が進んだエクスペリエンスデザインやビジネスモデルの構築方法について、ご説明していきます。
こちらは、質問を随時受け付けるようなスタイルで、2時間に渡って頭を使っていきます。
書籍の読み合わせや書籍に関する質問ではなく、書籍のその先にあるより実践的な内容を、事例や思考法を通して伝えていく場になりますので、実際に経営をしている、事業を作っている、デジタルトランスフォーメーションを担当している、UXを実践してサービスに携わっている、といった方におすすめの内容です。
・書籍「アフターデジタル - オフラインのない時代に生き残る」
本イベントのメイン講師である藤井保文と、IT批評家 尾原和啓氏の共著。
・サイト「OMO-Lab. - エクスペリエンスデザインのこれから」
アフターデジタル、OMOに関連する記事を集めたサイトです。